鎌倉に恋して

ひとりで、大好きな鎌倉にひたすら行きまくっているブログです。

鎌倉・二階堂エリアの個性的な一軒家カフェ#5 3.8 ノット


  1. 鏑木清方記念美術館
  2. 杉本寺
  3. 瑞泉寺
  4. カフェトリエブルージュ
  5. 荏柄天神社
  6. okashi nikaido
  7. 3.8 ノット 

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来た時と同じように金沢街道を歩いて駅の方に戻ろうと思ってたのだけれど、カンカン照りの午後に車がビュンビュン走る大きな道路を歩くのはやっぱりしんどい。
けっきょくすぐに脇道を折れて中の路で鶴岡八幡宮方面に向かうことにした。

日差しを遮る影と、車が通らないというだけで、だいぶ体感温度が違うし楽に歩けるものだな。

まだ時間に余裕があって、コーヒーも飲みたい気分になったのでいつものようにグーグルマップで適当なお店を探す。
すると近くに 3.8ノット というカフェがあった。
小学校と源頼朝のお墓の間くらいの場所。
こちらもまた住宅街の奥まった路地にちょこんと現れる一軒家カフェ。
と言っても、先程のカフェトリエブルージュと比べればこの辺りはだいぶ“町”で、観光客を狙ったお店もちらほらと点在している。

3.8ノットは洋風の一軒家で、ドアを開けて中に入ると、その店内の大半のエリアに雑然(と言ったら失礼か)とそしてぎっしりと、洋服や服飾雑貨が並べられていた。
そして、端っこのわずかなスペースに2人がけのテーブルとイスが置かれ、アパレル商品を置いてない窓際の1角にこじんまりした4人がけのソファー席がぎゅうっと収まっている。
入った瞬間 「あれ!」と思ったけど、せっかくだからとソファー席の方に座ってみた。
女性の店主がメニューを持ってきてくれる。
こんなについでみたいな喫茶スペースなのに、食事(スパゲティとか洋食系)のメニューが意外と多くて、おもしろいなぁと思いながら、ブレンドコーヒーを注文。450円。

もうひとつの2人がけのテーブルの方には女性の二人連れが座っていて、お茶を飲みつつ服を試着したりと楽しそうに過ごしている。

最初はびっくりしたけど、しばらく座っていたら、何だか異様に落ち着く。
不思議なくらいの居心地の良さ。
余計なことはしゃべらないけどとても感じの良い店主さんの空気がそうさせているのかもしれない。
いたるところぎゅっといろんなものがひしめきあっていて、かくれんぼ絵本『ミッケ』のような店内。
ホットコーヒーはプレスごと出てきて、たっぷり飲めたし美味しかった。

思いのほかゆっくりと寛いでしまい、お店を出た後早足で駅に戻る。14:30、タイムリミット。帰りの電車に飛び乗った。

目当てのスポットと面白いお店との出会い、充実した鎌倉散策だった。
5時間、二階堂エリアをぐるーっとまわって約6.5キロ。