鎌倉に恋して

ひとりで、大好きな鎌倉にひたすら行きまくっているブログです。

鎌倉・佐助エリアの神社巡りと超穴場古民家カフェ#2銭洗弁財天宇賀福神社・カフェグラ

今日のコース

  1. THE GOOD GOODIES 
  2. 大仏ハイキングコース 
  3. 銭洗弁財天宇賀福神社 
  4. カフェグラ 
  5. 佐助稲荷神社 
  6. 茶房 雲母


長谷大谷戸口から大仏ハイキングコースに入って尾根をたどること20分、あっという間に銭洗弁財天に出る分かれ道に着きました。


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急な下り坂を下りて行くと、坂道の途中に石の鳥居が現れます。
その鳥居をくぐり、山肌を掘って通した狭いトンネルの向こうに開かれたのが、言わずと知れた鎌倉の名所、銭洗弁財天宇賀福神社

社務所で200円払って、お金を洗うカゴとお詣り用のロウソクとお線香を受け取ります。
まず本社をお詣りして、奥の洞窟のような奥宮で銭洗いします。中は、ひんやりとした神聖な空気を感じます。

源頼朝に由緒があるここ銭洗弁財天は、この地に湧く泉に住む神様を祀る神社。

鎌倉でも一、ニを争う有名なスポットではないでしょうか。

私自身も子どもの頃から家族や友達と、そして自分の家庭を持ってからまた家族で、何度も訪れてきました。
子どもの時に親から「ここでお金を洗うと倍になって戻ってくるんだよ。」と言われ、神社をお詣りしてお金を洗うというその一連がなんとも嬉しくて、ウキウキしたのを覚えています。
山の中にぽっかりと開かれた小さな境内。
真冬でも真夏でもいつ来てもたくさんの参拝者で賑わっています。
ちょっとお茶や軽食をとれる休憩所(今はコロナで営業中止)も含めて、イベント感をふくんだ楽しさがあります。
1人よりも、何人かでお詣りしたい神社ではないでしょうか。

鎌倉の西方に位置するこの場所にひと歩きしてお詣りに来て、わいわい言いながらお金を洗って手を合わせれば、道中でかいた汗と一緒に日頃の邪心や欲やいろいろが洗い流されたようにすっきりとした気持ちになります。

すごく個人的な感覚だけれど、神社をお詣りすると、お寺のそれとは少し違う感覚で、うまく言えないけれど、ちょっと元気になります。
「前向きなお詣り」、と言ったらおかしいでしょうか
手を合わせながら何かをお願いしたくなる。能動的になる。
そして来る前より少し未来の方を見て、明るい気持ちであとにするのです。



銭洗弁財天のすぐ近くに穴場の古民家カフェがあるらしくて、気になっていたのでお詣りの後に探してみました。冷たいものを飲みたい気分です。

山を下りきってから右折して、1分ほど歩いてまた右折して、佐助稲荷神社方向に向かいます。

静かな住宅街の道を、遠足の中学生のグループがああでもないこうでもないと相談しながら歩いていました。かわいい。
まだ午前中だけど日差しは強くて、ずっと歩いていると真っ黒になりそうだけど、晴れあがった空は文句なしの遠足日和です。

グーグルマップをたよりに、佐助稲荷神社へと続く道をまた右折して、つきあたった山を上ります。ここにも中学生が。
右と左に分かれていましたが、銭洗弁財天と書いた標識の矢印が右側に向いていました。こっちがわからも行けるのか。さっき入った正面の入口とは逆側ですね。
「銭洗弁財天の裏」とネット情報に書いてあったので、右にのぼってみることにしました。

なだらかな階段を、ほんとかな?ほんとにあるのかな?と疑いつつ登って行ったら、本当にありました。

カフェgula
ほんとうに、山の中の古民家カフェ。

玄関を入ってこんにちはと声をかけると、女性の店主さんが迎えてくれます。
客席に通されると、思わず「わ」と声が出ました。
中は、外から見た印象よりもかなり奥に広くて、大きな窓の向こう一面美しい新緑に囲まれています。
なんて素敵。

微かにきしきしと鳴る床を歩いて、奥のテーブルへ。ゆったりと席が配置された空間は、古民家を活かした調度で良い意味の古さを感じる落ち着いた雰囲気。
何より、壁一面の格子窓から見える木々の緑、その向こうに広がる空の景色が目に優しく、散策の疲れがすーっと引いていきます。
メニューを見てまた思わず「え!」と声が出てしまいました。
ドリンク単品200円。ケーキセット300円。
戸惑いながらも、お腹は空いてなかったので冷たい抹茶をオーダー。
そして単品アイス抹茶には、小さなチーズケーキとクッキーが添えられていました。冗談みたいだな、と思いながら美味しくいただきました。

すっかり癒やされて、エネルギーも補給して、店を出ました。本当に200円でした(驚愕)。ごちそうさまでした。
帰り際に入ったお客さんが、2階に通されてるのが聞こえました。2階もあるのか。
家族と来たいな。でもやっぱり土日は混むのかなぁ。


次は佐助稲荷神社と茶房雲母↓↓
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