cafe坂の下は、ドラマ『最後から二番目の恋』のモデルになったことで有名なカフェ。
この界隈で古民家カフェのはしりと言われ、伝説的な存在です。
『最後から二番目の恋』の大大大ファンの私はずっと行ってみたかったのだけれど、混んでるだろうなぁ、待つのは嫌だなぁ、という気持ちから足が遠のいていました。
でもこんなにしょっちゅう鎌倉に行くようになったので、やっぱり1度はおさえておきたいという気持ちに。
ドラマから10年経ってやっとですが、今回は「カフェ坂の下で朝食を食べる」という目的で出かけました。
江ノ電・長谷駅から徒歩5分ほど。
駅を降りて、左(海の方)におれて、すぐに信号を渡って右折。藤沢鎌倉線を極楽寺方面に少し歩いて、また左へ。藤沢鎌倉線と海岸線のあいだの住宅街の中にあります。
こじんまりしたカフェを想像していましたが、店内は想像よりも広くて席もたくさんありました。
平日の開店後すぐだったので、まだお客さんもまばらでした。でもその後続々と入り、11時には満席に。やはりすごい人気なのですね。
ドラマのモデルになったと言っても撮影はセットだろうし、正直別モノだろうと思っていたのですが、思った以上にドラマのイメージと近くて嬉しくなりました。
ざっくりした雰囲気だけではなく、建物のつくりやテラス席もカフェナガクラを彷彿とさせます。いや、こちらがオリジナルなんですよね。


メインフロアの隣にある小部屋のような席に座りました。
11時まではモーニングメニューで、パンケーキのみ。6種類ほどの中から、キャラメルバナナのパンケーキを頼みました。飲み物とセットで1450円。
パンケーキは外がカリッとしていて、バナナのキャラメリゼも熱々なのが印象的でした。意外と熱々のパンケーキってなかなか食べられません。量もちょうど良く、美味しく頂きました。
お店の前の細い路からの風景は、そのまま海につながっています。いいなぁ。
この一帯は、まさに古民家カフェの密集地。他にも気になるお店がたくさんあります。
カフェ坂の下を出た後は、せっかくなので近所の『最後から二番目の恋』縁のスポットを周りました。
第1期の1話で千明が休憩していた力餅屋は300年以上続く老舗の和菓子屋。
赤福のような『力餅』が有名です。
千明と和平さんがよく駅からの帰り道で通っていた、御霊神社。すぐ目の前を江ノ電が通っています。
普通に住宅の一角なので写真は載せられませんが、御霊神社の手前には実際に舞台となった長倉家と千明さん家の玄関先があります。
初めて分かった時にはかなり興奮しました。
こちらもドラマではお馴染みの、極楽寺駅。御霊神社からゆっくり歩いて10分もかかりません。
可愛らしい駅舎です。
駅の名になっている極楽寺は、とてもいいお寺です。それはまた別の機会に。
今でも繰り返しリピートしている大好きなドラマの世界にしみじみ浸り、帰路につきました。
連日信じられないような暑さなので、これくらいがちょうど良い鎌倉散策かもしれません。