鎌倉に恋して

ひとりで、大好きな鎌倉にひたすら行きまくっているブログです。

混雑を避けてまわる秋の鎌倉 #1 寿福寺、英勝寺

 

今日のコース 

  1. 寿福寺
  2. 英勝寺 
  3. 海蔵寺
  4. テールベルトとカノムパン
  5. 亀ケ谷切通
  6. 長寿禅寺
  7. 浄智寺
  8. 喫茶吉野
  9. 東慶寺

 

 

11月頭の天気の良い日曜日。

いつもより早く家を出られたので、COBAKABA という朝定食のお店に行ってみたのですが。

8:30に着いたらすでに10人ほどの行列ができていました。

個人的には外の食事(特に朝食)は並んでまで食べるものではないと思っているので、残念ながら諦めました。

今日は平日ではないので、どこもいつもより混雑しているという事を念頭においてまわらなければいけません。

和定食の朝食は諦めて、スタバでコーヒーとドーナツを食べました。有名漫画家の邸宅跡地に建てられたこちらのお店は、ガラス窓の向こうにガーデンプールが見えて雰囲気良く寛げます。

 

ゆっくりコーヒーを飲んでスタバを出たら、散策スタートです。そのまま今小路へ。商店街の小町通りと線路を挟んで反対側を通るこっちの道は、だいぶ人混みを免れることができます。

600メートルほど行くと、左側に寿福寺、英勝寺と2つのお寺が静かに並んでいます。

 

山門から続く長く美しい参道で知られる寿福寺。源頼朝の妻・北条政子が建立した鎌倉五山第三位の格式高いお寺です。

ただ、お寺自体は一般公開していません。

門から見えるとても美しい境内をしばし眺めてから左側へ。そのまま裏の墓地の方にまわってゆくと、北条政子と源実朝のお墓と伝わるやぐらをお参りすることができます。

 

 

中には入れないけれど、古い歴史と澄んだ空気を感じリフレッシュできるお寺です。

 

 

次はとなりの英勝寺へ。

 

創建は江戸時代初期で、代々水戸家の姫が住職を務めた鎌倉唯一の尼寺です。 

山門は、拝観料300円を払って入った中にあります。

そのせいか、境内全体がひとつのお庭みたいな雰囲気があって、不思議に長閑な時間の中で拝観することができます。自然が大切にされている空気も伝わります。

本尊の阿弥陀如来立像は、仏殿の外から窓を自分で開閉して拝むことができます。

奥の階段を上がると、切り立った岩肌の前にすっくりと立つ白い聖観自在菩薩像が、優しく、美しい。

こじんまりながらも、竹林もあり洞窟もあり楽しいお寺です。家族で行きたくなるお寺。

ただその家庭的な雰囲気に反して、伝わる宝物の数々は鎌倉でも有数で、山門、仏殿、鐘楼など創建当時からそのままの形で残っている貴重なものだそうです。

 

 

 

寿福寺と英勝寺は横須賀線の線路沿いに佇む立派なお寺ですが、目と鼻の先の鶴岡八幡宮の賑わいが噓のようにとても静か。

この辺りは歩いている人も少なくて、のんびりした気持ちで過ごすことができます。

 

英勝寺を参拝した後は、海蔵寺に向かいます。