鎌倉に恋して

ひとりで、大好きな鎌倉にひたすら行きまくっているブログです。

混雑を避けてまわる秋の鎌倉 #2 「水の寺」海蔵寺と、映えランチのパン屋カフェ テールベルトとカノムパン

 

今日のコース

  1. 寿福寺
  2. 英勝寺
  3. 海蔵寺
  4. テールベルトとカノムパン
  5. 亀ケ谷切通
  6. 長寿寺
  7. 浄智寺
  8. 喫茶吉野
  9. 東慶寺

 

寿福寺と英勝寺の前の道をそのまま北鎌倉方面に進み、道なりに左方向に歩いてゆくと、10分ほどで海蔵寺に着きます。

手前の住宅街の電線には普通にリスが何匹もいました。リスって鳴くんですね。なかなかに大きな声でした。

 

海蔵寺は「水の寺」とも呼ばれる鎌倉時代創建のお寺。

拝観料は無料ですが、見どころのひとつである『十六の井』の拝観料として100円が必要です。

また、入口付近に『底抜けの井』という井戸もあり、水にまつわる伝承が多いことが水の寺と呼ばれる由縁です。

山門を入ると正面に立てられた、赤い傘がシンボル。よく手入れされた季節を彩る花々も人気の寺です。

また本堂の奥には美しいお庭がありますが、残念ながら一般公開はされていません、サイドのギリギリの場所からは覗くことができます。

「水の寺」という呼び名から抱くイメージとは裏腹に、日当たりの良いお寺です。

 

 

この辺りでは距離が近く見どころも多い、寿福寺・英勝寺・海蔵寺の3つのお寺、セットでまわるのがおすすめです。

 



 

この日のお昼ご飯は、テールベルトとカノムパンに行きました。

海蔵寺から徒歩5分ほどの、パン屋さんのカフェです。

 

海蔵寺に来た道を戻るとちょうど線路の向こう側に抜ける道があるので反対側に出て、そのまま線路沿いの細い道を北鎌倉方面に行くとすぐ右側にあります。

すごく目立たない場所にありますが、細い道の入口に看板が立っています。逆にこの看板がなければこんな場所にカフェがあるとは気付かなかったでしょう。

 

1階がパンや焼菓子の販売、2階がカフェの座席になっていて、カフェのとなりには靴屋さん(?)もあるといういかにもおしゃれな空間。

色鮮やかな野菜メインの映え〜なランチが食べられます。

 



サラダにスープとパンが着いたランチは、スープを2種類から選べて、ひとつはヴィーガン対応と案内がありました。

よく耳にするけどなんだかよく分からないヴィーガンの意味をあらためて調べてみたら、完全菜食主義者のことらしいです。味の好みでかぼちゃのポタージュを選びました。1,650円。

まず見た目がほんとに映え〜で目に嬉しいし、野菜もスープもパンも美味しいです。サラダにナッツ類が入ってるのって大好きだし、ドレッシングも好み。ごちそうさまでした。

テーブルの前の書棚にたくさんの本が置かれていたのだけれど、私は窓の外の景色を飽きもせずずーっと眺めていました。

建物のすぐ裏は切り立った崖になっています。

この、岩肌に緑が自生している様子はとても鎌倉らしい景色だと思います。お寺で、道で、いろんな場所でしょっちゅう目にしますが、こうやってその景色を眺めながられるカフェはあんまりないんじゃないかな。

1階のパン販売所の奥にはテラス席もありました。そこも気持ちよさそう。

 

 

 

目にも口にも美味しい野菜をいっぱい食べて、元気になったいい気分で散策に戻ります。