鎌倉に恋して

ひとりで、大好きな鎌倉にひたすら行きまくっているブログです。

元気をもらう鎌倉・GARDEN HOUSE Kamakura(ガーデンハウスカマクラ)のパンケーキモーニングと、癒しの寺

 

昨日ちょっショックなことがあって、朝起きてもまだ気持ちを引きずっていた。

完全に起動してない頭で長女のお弁当を作りながら、ふと心に浮かんだのが、光則寺だった。

 

こんな時は鎌倉の桃源郷、光則寺に行こう。

暑いけど、行こう。

家の片付けでもしようと考えていたのだけど、思いつくままに電車に乗った。

 

鎌倉に向かう電車の中で、どうせなら美味しい朝ごはんを食べようとわくわくしてきた。

今日はちょっと落ち込み気味なので、冒険せずに絶対に満足できるお店に行こう。安心を優先。

 

そんな日にだいたい行くのが、安定の ガーデンハウスカマクラ である。

 

鎌倉駅西口(江ノ電側)から区役所の方にまっすぐ行って徒歩2分。

 

 

入口からして「なんかおしゃれ!」な空気がただよっている。

 

 

店内は広くてゆったりしてどっしりしていて、席数もかなり多い。半分が店内で、半分がテラス席になっている。

テラス席も素敵なのだけど、私はいつも店内の窓際に座る。

人気のあるお店なので、平日の9:30に着いても3分の1くらい埋まっていた。

週末なんかは並ぶのかもしれない。

ただ私はモーニングにしか来た事がないので、ランチやディナー時はどんなメニューかあるかさえ知らないのだけど。

 

モーニングは9:00〜10:30で、トーストのプレートやパンケーキがある。

いつも迷わずバターミルクパンケーキのレモンメープルを注文する。1,250円でドリンク付き。季節のスープ400円もつける。トウモロコシの冷製ポタージュだった。

パンケーキ、ポタージュスープ、ホットコーヒー、これだけ揃えば大満足の朝食!

1度ベーコンをつけた事があるけど、わずかに自分の胃袋の許容範囲を超えててしんどくなった。(もちろん、味は美味しかった)

 

 

バターミルクのパンケーキが、優しくてふわっとしていてほんと美味しい。

スープ、パンケーキ、ホットコーヒー、幸せ。

でもちょっとだけ食べきれなかった。うーん、胃腸が弱り気味かも。

 

 

満腹のお腹を抱えて、鎌倉駅に戻り江ノ電に乗る。

長谷まで3駅。

 

光則寺 は長谷駅から歩いて5分ほど。駅前の大通りを、長谷寺へ向かう道を1本越えてから左折する。

しばらく進むと、周囲の雰囲気が変わり、その行き止まりに門がある。

 

 

3方を山に囲まれた光則寺。

その静けさも、空気が止まった感じも、別次元に入ったような感覚になる。

『花の寺』として有名らしいのだけど、私はあんまり花がたくさん咲いているタイミングで来たことがない。それとも各季節にちょっとずつ咲くのかな?

2ヶ月前に来た時は、蓮のつぼみにトンボが止まっていた。

 

 

 

今日の光則寺は素晴らしく暑くて、でも静かで、美しくて、元気をもらえた。

ありがとうございました。

 




光則寺の門を出たら、今度は東慶寺が頭に浮かんだ。

えー!真逆じゃん、と思ったが、最近のテーマは「効率の度外視」なので行くことにした。

 

ただ、暑すぎて歩きたくないので、電車を使う。

江ノ電で鎌倉駅に戻り、そのままJRで北鎌倉へ。

北鎌倉に降りたら、あれ、ちょっと涼しいと思った。

長谷周辺は長谷寺があまりにもピカピカと輝いているため、体感温度が2度高いのだ。(自分比)

 

東慶寺 は駅から横浜鎌倉線道路を3分ほど歩いた場所にある。

 

 

江戸時代は女人救済の縁切り寺として知られた。

季節の花々がキレイで癒される、モダンな雰囲気のするお寺だ。

無料で拝観できる。

 

澄んでいて透明感のある空気や、緑の美しい庭も魅力だが、

なんと言っても、ご本尊の釈迦如来坐像。

私はこの本尊様が好きで仕方ない。お参りすると、かなり長い時間魅入ってしまう。

正面から拝んで、斜めからも眺めて、また正面から見つめて、お堂を出た後も未練がましく振り返る。

そして帰り際に名残惜しくてまた拝む。

とにかく、ハンサム。今まで生きてて、こんなにハンサムな仏像を見たことない。

某バンドのボーカルとどことなく似ているので、私は心の中で密かに「鎌倉のふ◯くん」と呼んでいる。

 

来てみて、なんで今日、東慶寺だったのか分かった。

釈迦如来坐像に会えて、ときめいた。元気出た。

 

拝観を終えて出るために山門を振り返ると、今度は梅の並木越しに円覚寺の方の山が見える。

この景色がまた絶景で、美しい余韻が残る。

素敵なお寺だなあと来る度に思う。

 

 

今日はちょっと元気を欲しくて、突発的に来た鎌倉だった。

仕事がうまくいかなかった日の夜中に、思わず恋人のアパートに来ちゃったみたいな。ひと目顔が見たくて、タクシー乗っちゃってたみたいな。

鎌倉はそんな私に優しかった。癒しもくれて、ときめきもくれて。

ますます恋心が増すではないか。